BIG MAN as Hybrid space

授業の課題で
どこか特定の場所を選んで
そこがどれだけHybrid spaceか説明しなさい、そして授業で読んだ文献の言葉を用いること!っていうのが出ました。

私が選んだのはまち合わせのメッカ、梅田BIG MAN!!
Hybrid spaceってのは、物理的空間とデジタル空間(バーチャルリアリティ)が混ざった空間のことでphysical space filled with electronic and visual informationという風に表現されています。


この授業はちょっとかなりハイテクで
wikiなるものを先生が作って(wikipediaみたいなやつ)いて
そこに宿題をアップするシステムなんです。
あーややこしい。


これが私の宿題:
http://communicity.wikidot.com/makiko-s-assignment

良かったら見てみてください^^
来週これについてプレゼンします。。
うう


ところで
市役所から、インタビュー候補者の連絡先(まず3組)
が送られてきました!
いよいよ調査スタート!!
たのしみー♪
でもデンマーク語できなさすぎて
友達を雇うことにしました。
プロ雇うよりは安いしね。

頑張ってもらいます(笑)

Milk

牛乳ではありません。
映画です。

初めてパブリックな職に就いたゲイ(公言してたって意味で)のミルクさんのお話。
1970年代、ゲイの人々が自分たちの権利を求め立ち上がり
ミルクさんはサンフランシスコのスーパーバイザー(日本語で言うとどのポストやろ?)に見事当選。
当時の映像を織り交ぜつつ彼の半生を描いておるわけです。
ショーンペンはさ、やっぱ上手です。
i am samの障害を持った人の役も、今回のゲイの役も
ほんまにそう見えてくるから不思議。

内容は、ネタばれになるからあんまり書かないけど
ミルクの印象的なセリフで


僕たちが議論してるのは解決すべき問題ではなく、僕たちの生活そのものなんだ

っていうのがあって
ほんまにずしっときました。(うまく訳せてないとおもうけどこんな感じのことを言ってた。)


私は、修士論文でお年寄りの生活そのものにちょっとでもなんか貢献できることができたらいいなぁーって思いました。

高齢化は色んな問題を呼ぶことかもしれないけど
たとえばケアとか
保険とか

でもお年寄りにとったらオブジェクティブな問題ではなくて
目の前にある生活やから。
そういうことを考えてインタビューに行かないと心のない研究になってしまうのかなーとか思いました。

市役所に研究協力のお願い行ったとき
自分の研究を、母国語と全然違う言語で
正確に伝えることはなんて難しいんだろうと思ったけど
でもいっぱい考える機会をもらって
なんであたしはインタビューがしたいのかなって思ったら
別に卒業するために必要やからとかじゃなくて(そらそうなんやけど)
あたしは
まちの中で
人が生きてるんだって
なまなましく
生きてるんだよって言うのを感じたり見るのが好きなんやなって
改めて思ったから、
お年寄りが、こんな風に生きているんだっていうのをしっかり見てこようと思います。

市役所からお返事が来て、
そろそろ本当に動き出しそう。
がんばる。

ちょっと面白かった市役所からの質問は
純粋なデンマーク人と、移民(1970年代くらいに移り住んで長年デンマークにいるけど国籍は違う)
ってこだわる?
みたいなことを聞かれて
日本でこんなこと聞かれたこともなかったので新鮮でした。
もちろん日本のデータと比較したいから、純粋なデンマーク人さんでお願いしたけれど移民の人はどんな老後を送ってるんかなー。
違いはあるんでしょうか。

話がミルクからだいぶ飛びましたが
よかったら見てみてください。

オフィシャルサイト:
http://www.filminfocus.com/focusfeatures/film/milk/

コミュニケーションと都市

今学期は3つ授業をとっていて
そのうちの一つがcommunicating (in) the city ってやつ。

都市に関連してる授業なんてないと思ってたから発見した時は異常に興奮しました。
審美学部みたいなとこで開講されてて
生徒は、音楽、文化、アートを勉強してる人が多いかな。

こないだの授業である演劇についてディスカッションしました。

3〜4人の男女がカウチに腰掛け開始15分、一言も話さない。
無音の劇場。
その後彼らは突然会話を始め、
電子レンジで何かを温めたり
立ち上がってどこかへ行ったり
携帯をいじったり
挙句に全員でセックスを始める。
そして終了15分前からまた無言に。

すごーく奇妙なお話。

この演劇は伝えたかったことってなんだろう?
この中のストラクチャーってなんだろう?
それをクラスで3人ずつのグループになって話し合いました。

私たちのグループは公共空間と私的空間の話になって
その境がどんどんなくなってて
定義とかできなくなってるっていう話に。
同じ場所で携帯をいじって遠く離れた人とコミュニケーションが取れるしセックスすることもできるし。

この日の授業はsituationismとpsychogeographyについての文献がテキスト(どうもこの二つは反対方向にあるようです)で
私はどっちもよく知らなかったんだけど
この演劇みたいに場所に行動が束縛されなくなったらsituationismという
状況によって行動を決定することはきっとすごく難しくなるんだろうなと思いました。

完璧に理解できてないから意味の分からん日記になってしまったけど
とにかくおもろいんです、この授業!

建築大学final project

先日、建築大学で行われたfinal projectのプレゼンを聞きに行きました。
友達が、東京について発表するからまきこ絶対こなあかんみたいに言うので楽しみにしていました。
final projectっていうのは卒業設計のことで、先生の前で発表して合格したら建築士の資格がもらえます。


Nicorasくんというのが友達なんですが、Nicoくんいわく東京の"Da me architecture"
つまりはダメな建築についてやとか言っててなんやおもろそやなーと思っていたら


いやいや

おいおい

Nico!!

なんで

ちょっと待って


全部
スウェーデン語やん

あほーーー

分かるかーーー

先生はみんなデンマーク人で
デンマーク人もスウェーデン人もお互いにお互いの言語を理解できます。
(強い方言みたいな感じらしい)

いやいやしかし

あたしは分かりません!!

とりあえずビジュアルを楽しむのみ・・・

東京のごちゃごちゃした汚いまちと青山とか表参道みたいな綺麗な整頓された場所を比べてたようです。
でも彼の設計した建物はものっすごいヨーロッパぽくてダメ建築との関わりはなかったようです。

なんかちょうし悪くて写真アップできないんやけど
ファサードがすだれ縦版みたいなざくざくした感じなのが印象的でした。


最終的に彼は建築士の資格を得てまぁよかったけれど
できれば英語がよかったな(笑)

You didn't understand it at all, right?
って笑顔で言われ、文句も言えなくなりました(笑)

ももんが

ペットを飼うなら何がいい?


そんなたわいない会話で盛り上がれるのは幸せな証でしょうか。
元クラスメートたちとデンマーク人のfarmerぶりについて非常に盛り上がり、
羊とか牛とか飼ってるよな
って話に。

でもデンマーク人たちは言うそうです。
ソフトでかわいいし美味しいやん、と。
同じセンテンスでカワイイとオイシイを・・・
さすがです。


じゃあペット飼うなら何がいいって話になって
私はももんがを飼ってみたいと言いました。
かつてゼミの先生の奥さんが飼っていた話を聞いて、それ以来ももんがは理想のペット。

しかし
あほな私はモモンガがてっきり英語の単語やと思っていて

モモンガを英語風に発音し伝えようと必死。
「モモンガァー」
「モモォンガァー」
「モォモンガァー」

でも当然通じません。
日本語でした、ももんが。


飛ぶやつ!鳥じゃない!茶色!りすっぽい!と色々説明を加え
やっと分かっていただきました。


みなさんももんがは日本語です。
1つお勉強になりましたね。おほほ

名取裕子

みなさん
偉大なる女優、名取裕子を知っていますか
宅麻伸とタッグを組んだら最強。
法医学事件ファイル大好きです。
二宮早紀といえば名取裕子
息子のあいすけをこよなく愛し
常に勝手な行動をして危険にさらされながらも
事件解決に向けて勇敢に立ち向かう彼女。

もうモリタはオタクやと思われたってかまいません!!
大好き名取さん!!
あの妙な存在感!!
絶妙な演技!!
安心して見れる!!
ここでは見れへんけどさ。

2時間ドラマの女王は片平なぎさではなく
間違いなく彼女だと
信じてやまないあなた、
今度絶対に一緒に飲みましょう。

でんまーく again

なんか色々ありましたが帰ってきましたデンマーク

もうすぐ半年で帰ってしまう留学生のみなさんとお別れ・・悲しいです。


ところでいろいろ動き出した1月後半。
新しいことが始まって刺激になってます。


まずアルバイトすることにしました。
お金ないねんまじで(笑)
食品は安いデンマークですが暮らすには何かとお金がかかるので、最低賃金時給1700円のこの国でちょっとひと稼ぎ。
といっても3週間くらいの短期プロジェクトのお手伝いなんですぐ終わります。
マーケットリサーチのお手伝いっていう聞こえはかっこいいものですが、内容は日本企業に電話してこの製品どうですかみたいなんをスウェーデンの企業の日本進出ためにやります。


そして修論調査!
Clausさんというオーフス市役所高齢者課の方とアポとりました。
ちょっと緊張。インタビュウィー見つかりますように。
お忙しいようで次の木曜になりました。
簡潔に言いたいことまとめとかねば。
インタビュー早く行きたいな〜。どんな生活をしてるんでしょうか?
興味津々です。


最後は引っ越し。
ついに今まで住んでた家を明け渡しました。
デポジット(日本で言う敷金か?)を全額返してもらうためには、すみからすみまで掃除しないけません。
ちゃんとやらなあかん掃除リストみたいのがあって、冷蔵庫の裏、窓、なんちゃらかんちゃら・・細かいねん。
あんな掃除したのは久しぶりです。洗剤の表記はもちすべてデンマーク語ですから何に使っていい洗剤か分からんし!
そして自分の荷物が異様に増殖していたことにも気付きました。

今は仮の住処なので2月から正式に新しいところへ移ります。


そして2月からとる新しい授業。
前のセメスターはもう触れたくないぐらい惨憺たるものでしたので今度こそほんまに絶対クレジットとります。
まず先生に事前にメールしてわたし英語下手です、なんか先にしとくことありますかみたいなことを聞いてみました。


あと半年がんばるぞー